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イラスト:鳥

合同勉強会「NEXTLAB.」2022年6月の内容を一部紹介します

  • 勉強会
2022.06.29

ネクストメディアの鍋嶋です。

毎週水曜日に開催している合同勉強会「NEXTLAB.(ネクストラボ)」の 2022年 6月の内容を紹介します。

2022年6月の合同勉強会「NEXTLab.」

2022年6月の勉強会のテーマと、参加者の反応

6月の勉強会は、5回の開催でした。

6月は実務事例を紹介しながら、ブランドづくりやコンセプト設計、BtoBサービスのLP設計、広報戦略をテーマにディスカッションしました。

  • 第198回|中小企業のブランドづくり(2022年06月01日)
  • 第199回|コーポレートサイトのコンセプト設計(2022年06月08日)
  • 第200回|BtoBサービスLP設計実例(2022年06月15日)
  • 第201回|広報戦略のアドバイザリー(2022年06月22日)
  • 第202回|広報戦略の進め方(2022年06月29日)

今後も、仕事の現場で実際に感じたことや、工夫したことをタイムリーに共有し、実務へフィードバックする場として、勉強会を活用していきたいと思います。
※参加者個人が特定されないよう、参加者のコメントは抜粋、編集を入れています。

第198回|中小企業のブランドづくり(2022年06月01日)

概要

いわゆるクリエイティブ業界においては、 日々当たり前に耳にしたり口にしたりしている「ブランド」という言葉。 あるいは、ブランディングという行為。 分かったつもりになりがちで、実はよく分からない「ブランド」について、 皆さんと考えてみたいと思います。

参加者の反応

「ブランドは「妄想」であると聞いて凄くしっくりきました。 目の前の売り上げを上げる施策と時間をかけて会社のイメージを浸透させて売り上げを上げること、この両方が大切になってくると思いました。

インターネットの普及で良くも悪くもハッタリが効かない世の中になったと感じます。企業の良さを語るのは大切ですが、背伸びし過ぎても良くないと改めて感じました」

「ブランドは中(組織)から崩れていく、という話を聞いて、組織の規模が小さいほど、自分の行動結果の影響が大きくなるためブランドはブレやすくなると思いました」

「ブランドは人々が勝手に持つイメージ(妄想)で形成されてしまうことや、それぞれのメディアで連携したコミュニケーション戦略が必要だということ、また目先の売り上げだけでなく中長期的に良いビジネスだと思ってもらえる活動が大事とおっしゃられていたのが印象的でした。

発信しているイメージが実際もたれているイメージと差異が大きく、それが悪い方向に進んでしまうと持ち直すことは大変だと思います。一貫性のあるメッセージを発信し続けることに加えて、スタッフの教育も大事だと思いました」

「人によって物の見方や捉え方、価値観がバラバラなのは当たり前だと思います。 そんな中、現在多くの人の中でブランドとして共通認識を持たれているものがあることも事実です。
それらが何をきっかけに、どのようにしてブランドとして認知されてきたのかは興味深いです。 ブランディングしようとしても、意図した事がありのまま万人に伝わるわけではないので、それを知ったうえで上手く活用できるようになれればなと。

まずは自社の強みや価値を知って、その上で伝えられるようになるところから取り組んでみたいと思います」

第199回|コーポレートサイトのコンセプト設計(2022年06月08日)

概要

Webサイトを新規で制作する場合、内容を検討する材料はクライアントさんの話が中心になります。今回はコンテンツをつくる前に行っているコンセプト設計の資料を参考に、コンテンツの核をどのようにつくるか皆さんと考えてみたいと思います。

参加者の反応

「ヒアリングしてインプットからアウトプットの流れを見ていて、問いを作って聴く力・クライアントが表現したいことをユーザーにわかりやすく言語化する力が試される部分だなと、改めて思いました」

「Webサイトを新規で制作する場合、根底にはミッションやバリュー、頂点にはビジョンが存在するという形の考え方や、それに伴ったヒアリングや進め方も、徐々に腑に落ちて当たり前になりつつありましたが、 他社さんのお話を聞いていると、やはり実際考え方やり方は様々なんだなと改めて感じました」

「ビジョン、ミッションはクライアントからヒアリングして出てくるものですが、会社のコンセプトとなると、他社が同様のことを発信していないか、リサーチしなければならないなと思いました」

「私の経験ではまだ先の話になると思いますが、今までのノウハウを基に別のサービスを立ち上げている話を聞いて、私もそういったご提案もできるようになりたいと思えました。

また、新しいサービスを始めたいとご相談された際にも直接的な問題解決にはならなくても、『こういった注意点があります。』と注意喚起を促してあげるだけで、クライアントさまと良い関係性が築けるのではないかと思いました。
そのためにもヒアリングをしてクライアントさまの目的を把握し、理解をすることが大切だと思いました」

第200回|BtoBサービスLP設計実例(2022年06月15日)

概要

久しぶりにBtoBのLP設計を2件行いました。 BtoCとBtoBでは、ユーザーの意思決定要因が少し異なります。 今回は、実案件のLP構成案をもとに考え方や組み立て方を共有できればと思います。

参加者の反応

「BtoB(G)は売る側が、それぞれの担当者が何を求めているのかを理解し、達成したい成果に着地させていくストーリー作成が重要であることがわかりました」

「限られた1ページの中に、色んな視点からの情報を入れつつストーリー性を持たせるとなると、コンテンツもより限られてくるのかなと思いました。
LPのなかに入れたい情報が多かったり、クライアントからの要望で外せない内容があった場合に、どのような基準で厳選しているのかが気になりました」

「私がストーリー設計をできるイメージがなかなかつきませんが、 0→1は厳しくても1→5ぐらいはできるようになりたいです」

「BtoBの案件は、途中まで進んでいても予算や決済者の鶴の一声ですべてひっくり返されてしまうこともあるので気を付けていきたいと思いました。

多くの企業さまが独自の商品やサービスを開発しており、高知県でもLPを制作してる会社が増えてきていると感じています。私はストーリー作りがまだまだ不慣れですが、実作業や勉強会を通して形にしていきたいと思います」

第201回|広報戦略のアドバイザリー(2022年06月22日)

概要

今月は時期を同じくして、 2つの組織から「広報戦略のアドバイザー」のご相談をいただきました。 まだ、お仕事としてはスタートしていませんが、 うち1件のプレゼン内容を共有します。 広報視点でのWebの位置付けも確認できれば幸いです。

参加者の反応

「売るためのコミュニケーションと好きになってもらうためのコミュニケーションを適切な相手に適切なタイミングで行わないと、せっかくの施策も一歩通行になってしまうなと思いました。

企業の目標や状況によってバランスは変わると思うのですが、販売促進とブランディングはどの比率で行っていくのが理想の状態なのか、広報が上手く機能している時はどういう比率で回っていることが多いのかが気になりました」

「広報の話を聞くと自社でもしたくなりました」

「好きになってもらうコミュニケーションと売るためのコミュニケーションの話や、自己満足でなく客観的に良いと評価されているからこそ伝えていることの話はとても納得しました。
高知県でいう坂本龍馬とか鰹のたたきレベルになると相手からきっとこういう返事がくるだろうと、無意識のうちに判断して相手に話していることっていっぱいあるなと思うので、それをうまく活用できたらなと思いました」

「『見えない顧客と関係を築く』『組織の中のブレない芯になる』これが広報の役割であると再確認しました。 地道に歩を進めていく仕事であるため、成果が見えづらかったり、他部署からの理解が得られず組織内で孤立している広報担当者も多いように感じます。
こういった勉強会に、より多くの広報担当者が参加できるようになれば、組織内ではたとえ孤独であっても、信念を持って強く立ち向かっていけるようになるのではないかと感じました。

同時に、広報の取り組みをきちんと行おうとすればするほど、組織全体が自らのブランドを再確認する必要があり、広報の役割・目的を組織内に浸透させて、広報担当者を孤立させないようにすることが大事だと思います。
どこまでやれるかは組織次第、のところありますが、私としてはやるとなったらしっかりと受け止め、お付き合いできるパートナーでありたいなと思いました」

第202回|広報戦略の進め方(2022年06月29日)

概要

おかげさまで前回の勉強会で取り扱ったアドバイザーの仕事が決定しました。広報においてWebサイトやSNSが大きな役割を占める今の時代。戦略立案と推進のパートナーとして、どのような仕事ができるのか、一緒に考えてみたいと思います。

参加者の反応

「どんなツールで情報を発信するかも大切ですが、そもそも何を伝えるためなのか、またそのツールを使って効果は出るのかを把握した上で行動しないと、プラスにならないばかりか、逆に良くない印象を与えてしまう可能性があるので、自分が提案する時に気を付けたいと思いました。

坂上さんが打ち合わせで行っている、決済者の方と現場の方の生の声をそれぞれ聞くことは実践していきたいと思います」

「以前の勉強会で2代目社長になるひとがCCOから実務に入ることが多いという話と繋がり、広報は経営者と近い存在であることを認識してもらうところからスタートなんだと改めて思いました」

「広報戦略の流れごとの見積もりと ツール施策、計測まわりを強化したいです」

「広報戦略の進め方がよく分かりました。坂上さんが描いた図式を、クライアントにも理解してもらう必要があるし、やはり進行していたら私たちもクライアントも『あれ?今のこれって何のためにしているのかな?次なにをするべきだっけ?このデータって何のためのものだっけ?』と分からなくなる時があるので、常にあの図式が目に見えるところにあると良いと思いました」

「最初の相談相手が広報担当であったとしても、広報担当の意見が会社の全てではないと思うので、依頼者が誰であろうと経営者、広報担当それぞれの意見を聞く必要があるというのは確かになと思います。

また、基本的には経営者のやりたい事やなりたい状態を達成させることが私たちの役目で、そのためには現場の力が必要。だから現場で困り事が発生しているのであれば、そこを解決させていく必要がある、という考え方を根本に持てれば、どちらかに過度に肩入れする事なく、あくまで第三者として適度な距離でクライアントと関わっていくことができそうだなと思いました」

いっしょに学びましょう

ネクストメディアでは、クライアント企業のマーケティング責任者さまや Web 担当者さまに伴走、Web 活用や情報発信の体制づくり、ノウハウ構築をお手伝いしています。

また代表の坂上は、経営者 / Web担当者 / マーケティング担当者 / 広報担当者 / クリエイター / 大学生 / 高校生向けのセミナーや勉強会の登壇を行っています。

興味を持ってくださった方は、お気軽にお声がけください。

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