合同勉強会「NEXTLAB.」2022年2月の内容を一部紹介します
ネクストメディアの坂上です。
毎週水曜日に開催している合同勉強会「NEXTLAB.(ネクストラボ)」の 2022年 2 月の内容を紹介します。
2022年2月の勉強会のテーマと、参加者の反応
2 月の勉強会は下記の 4 回でした。年度末が近づき、参加者が少ない回もありましたが、継続を第一に実施しました。
ディレクターだけでなく、お客様との窓口を担当する営業職の皆さんにも共通する「見積もり」「組織間コミュニケーション」「ミーティング」「レポートづくりと活用」をテーマとして扱いました。
ビジネスパーソンであれば、誰もが身につけておくべき基本でもありながら、奥が深く差が付きやすいミーティングやコミュニケーションのスキル。勉強会で終わりにせず、日々実践しながら全員でレベルアップしていきたいです。
- 第183回|見積もりの考え方と価格(2022年02月02日)
- 第184回|解析レポートの基本とアップデート(2022年02月09日)
- 第185回|組織間コミュニケーション(2022年02月16日)
- 第186回|ミーティングによるディレクション(2022年02月24日)
今後も、仕事の現場で実際に感じたことや、工夫したことをタイムリーに共有し実務へフィードバックする場として、勉強会を活用していきたいと思います。
※参加者個人が特定されないよう、参加者のコメントは抜粋、編集を入れています。
第183回|見積もりの考え方と価格(2022年02月02日)
概要
BtoB 企業の見積もりには、企業のビジネスモデルや思想が反映されます。先日発生したクライアントさんからの質問と、その回答を例に
「提供価値の換金」について考える機会とできればと思います。
参加者の反応
「適性な価格設定や項目の分け方、見積作成について、考えることが多かったです。自分でも判断や解説ができるようになりたいと思いました」
「消費者として買い物をするときに、なんでこんなに高いの?と思ってしまうことがありますが、どうしてこの価格なのか?という理由や、内訳がこうなっているからだと説明されると、納得すると同時に不信感が消え安心するなということを思い出しました。
見積もり項目をよく確認し、何に対してお金をいただいているのかを把握すること、
ただ闇雲に原価に上乗せするのではなく、その分の付加価値は何なのかをよく考えることのきっかけになりました」
「商品の価格の中に自分の価値も入っていると聞いて、その通りだなと感じた分、自身の接客態度や姿勢もより引き締めて業務に掛かろうと思いました。
自分たちが販売している物は、形のある製品ではないので、目の前の担当者の振る舞いによって価値が大きく変わると感じました。
より責任感を持って仕事に取り組みたいと思います」
「見積もりの価格設定やルール化がまだまだ不十分だと思いました。時間をとって見直したいです」
第184回|解析レポートの基本とアップデート(2022年02月09日)
概要
先日、2 件の公共施設さんの解析レポートを提出し、説明会を実施しました。
2022年2月時点での最新レポートの構成と考え方を共有し、 今後のアップデートを考える時間にできればと思います。
参加者の反応
「リアルの売上・集客数・お問い合わせの数と、Webサイトからのセッション数・コンバージョンの数のいずれも計測しないとどんな施策が成果に貢献しているのか判断できない部分があることや、アクセス解析レポートの解説でクライアントに理解していただけるようにすること、Web制作会社に対する不信感を抱いているクライアントに対しての不安解除など、大切なことがたくさん詰まった内容だったと思います。初心を思い出させてもらいました」
「前職で決裁者とのコミュニケーションがうまく取れず苦労したので、担当者と決裁者をつなぐ役割を担ってくれるパートナーがいたら本当に心強いなと思います。
提案が通らないのは、決裁者目線に立てていなかったり、視座が低いことも原因だったんだろうなと、今になって思います」
「締切に追われたり、仕事に追われるとクライアントファーストの意識が薄れがちだなと反省しました。経験不足もありますが、冷静に判断する力を身に付けたいと思います」
「解析レポートの作成には関わっているものの、どのように説明をしているかは知らなかったので、実際の説明の流れを聞けてよかったです!レポートはある程度 “型” をつくるのも大事だと思うので、標準レポートを作りたいです」
「解析レポートの役割が、クライアントさんとの関係性づくりだったり、広報・マーケティング担当者の社内での立ち回りを良好にするものになるというお話は、今回の勉強会で一番の『なるほど!!』でした。
レポートの役割が効果測定だけではなく、人間関係にも影響するというのは、盲点でした。クライアントさんのために何ができるか、どうすれば喜んでいただけるかを考え行動することが大切だと、毎回の勉強会で再確認させていただいてます」
第185回|組織間コミュニケーション(2022年02月16日)
概要
Web制作や広告のディレクターやプロジェクトマネジャーには、組織と組織の間を取り持ち、プロジェクトを進めていくミッションがあります。
各立場の人たちの状況を考慮しながら、仕事を進めていくポイントを皆さんと探れたらと思います。
参加者の反応
「今回の勉強会を聞いていて、会議の議事録だけでなく、クライアント担当者さんの立ち位置や、周囲にある関係者を共有するための資料があるとよさそうだなと思いました」
「考え方・価値観など組織風土が異なる組織同士のやり取りで、気をつけるべきポイントを話していただいたと思います。
クライアントとの仕事だけでなく、日頃の人間関係にも当てはまる点もあり、色々考えさせられる勉強会でした」
「クライアント企業の組織構造の理解が大切だと再認識しました。
やり取りの記録をテキストで残しておくことも、抜け漏れを減らすためにも大切なことだと思いました」
「感情と行動を分けて、コミュニケーションを行うという話を聞いて、自分は一緒くたになってしまうことが多いなと気付かされました」
第186回|ミーティングによるディレクション(2022年02月24日)
概要
プロジェクトを推進する立場のディレクター職はもちろん、組織で働くすべての人にとって、ミーティングは最も身近で頻繁に発生するコミュニケーション手段ではないでしょうか。
今回はミーティングの位置付けや手法について、一緒に考えられたらと思います。
参加者の反応
「ミーティングと一言で言っても、目的によって種類があり、中身の組み立ても変わるのだと知りました。
あまり意識してこなかった部分なので、ミーティングの場において、まず何を決める場なのかを決めてから取り組むようにしたいです」
「お客さまとのやり取りで、ヒアリングの重要さを身に染みて感じています。ヒアリングもミーティングの一つの形だと捉えると、なぜその情報を聞いているのか、そのヒアリングを元に何をしようとしているのか、説明できたほうが良いと思いました」
「目的があいまいのまま、ミーティングを始めてしまうことが多いと思います。事前にミーティングの種類を書き出しておいて、ミーティングのたびに、A〜Eのどの目的で行うのかをレジュメにも書いておくとよさそうですね」
いっしょに学びましょう
ネクストメディアでは、クライアント企業のマーケティング責任者さまや Web 担当者さまに伴走、Web 活用や情報発信の体制づくり、ノウハウ構築をお手伝いしています。
また代表の坂上は、経営者 / Web担当者 / マーケティング担当者 / 広報担当者 / クリエイター / 大学生 / 高校生向けのセミナーや勉強会の登壇を行っています。
興味を持ってくださった方は、お気軽にお声がけください。