合同勉強会「NEXTLAB.」2022年1月の内容を一部紹介します
ネクストメディアの坂上です。
毎週水曜日に開催している合同勉強会「NEXTLAB.(ネクストラボ)」の 2022年 1 月の内容を紹介します。
2022年1月の勉強会のテーマと、参加者の反応
1 月の勉強会は下記の 4 回でした。
2022年スタート早々に、ネクストメディアとして初めて採用活動をスタートしました。これまで、クライアント企業さんの採用支援や採用サイトの制作などに関わってきましたが、自社で実施する際は客観的に自分たちを見つめることも必要になり、さまざまな気付きがありました。181回では、採用活動を通じて改めて考えた自分たちの仕事の意義などについて話しました。すべての経験が学びに転換できている感覚で、ありがたく思います。
新年が始まりましたが、引き続き自分たちのアンテナに引っかかったテーマや、参加者の皆さんの関心事を中心に、目の前の業務に関わるテーマだけでなく、少し先を見据えて学びの機会を作っていければと思います。
- 第179回| 売上目標と営業の職能(2022年1月5日)
- 第180回|戦略と組織と学習(2022月1月12日)
- 第181回|ディレクション/マーケティングの仕事に必要な姿勢(2022年1月19日)
- 第182回|クリエイターのキャリア地方編(2022年1月26日)
今後も、仕事の現場で実際に感じたことや、工夫したことをタイムリーに共有し実務へフィードバックする場として、勉強会を活用していきたいと思います。
※参加者個人が特定されないよう、参加者のコメントは抜粋、編集を入れています。
第179回| 売上目標と営業の職能(2022年1月5日)
概要
あらゆる企業は、売上がなくては継続することはできません。
そう考えると、売上をつくる職能である営業職、あるいは営業力をもつ人材が重要な役割を担っていることが分かります。
2022年最初の勉強会は、組織における数値目標と売上をつくる職能について考え、目標づくりに活かせたらと思います。
参加者の反応
「お客さまよりも自社・自分の利益を求めたときにトラブルになってしまうことがある…という話、本当にそのとおりだと思うので、忘れないようにしないとと思いました」
「組織風土も大切だと改めて思いました。利益をあげることも大切だけど、お客さまに貢献できているサービスを提供できるようにならないとと思いました」
「『お客様のことを考える』というテーマは、よく言われることですし、頭では理解しているつもりですが、実際にそれができているか、見つめ直す機会は少ないかもしれません。これから気を付けて取り掛かりたいと思いました」
「広告やWebサイトをご提案する営業活動は、既に出来上がっている物を販売するのではなく、ヒアリングをして、お客さまの話を伺った上で作り上げていく物だと思うので、聞く力、それを言語化して伝える力が重要だと改めて思いました。
トライアンドエラーを繰り返しながら経験を重ねて、自分の中の引き出しを増やしていきたいと思います」
「『お客様の問題点や課題を見つけ出し、解決策を提供する』という基本に立ち返り、地方の中小企業にはどんな悩みや問題があるのかを考え想像したり、それに対して自分たちがどんな価値を提供しているのか、提供しようとしているのかを改めてきちんと考えなければならないと思いました」
「ニーズと商品が重なる部分を見つけて、提案する。自分のできることろから取り組んでいきたいです。いっぽうで問題解決策はほかにもたくさんあるということも見落としそうなポイントだなと感じたので気をつけたいです。
また、考えるだけで終わりにせず、実行する癖もつけなければと思いました」
第180回|戦略と組織と学習(2022月1月12日)
概要
人間は無意識に「自己保存」の行動をとりがちです。
いっぽう組織(チーム)や社会(コミュニティ)の目標達成には、自己保存と相反する行動が求められます。
いくつかのフレームワークを確認しながら、戦略を実行できるチーム、戦略を提案し、実行に導く仕事について考えてみたいと思います。
参加者の反応
「戦略が先か、組織が先かとの話があったので、勉強会のあとにもう一度考えてみました。
重要なのは目的や目標が明確であり、それがチーム内できちんと共有されているか(共通認識であるか)という根本の部分ではないかと思います。
そこがぶれていると、戦略と組織を構成するメンバーの意見がちぐはぐになるように思います。逆に、そこがしっかり固まっていると戦略を立てる際に意見のぶつかり合いがおこっても、目的に立ち返り、軌道修正しやすくなると思います」
「最近、組織をつくるは簡単じゃないなと感じています。人の性格も得意不得意も様々なので、お互いの理解や思いやりをもった行動・発言が、良い組織をつくる必須条件じゃないかなと思います」
「自己保存の話を聞いて、大脳新皮質が担う思考の領域が10%しかないという話に驚きました。
爬虫類脳だけで反応せず、どんなことでも自分で考え、アウトプットすることを心掛けたいと思います」
「ダブルループ学習の考え方、初めて知りました。目的に合わせ戦略を立てた際、それが正解と思い、そもそもの目的の部分が分からなくなってしまう危険性があると感じました。『立てた戦略が本当に目的を達成することに繋がっているのか』『別の方法はないのか』と目的思考、ゼロベース思考で、考え続けることが大切だと思いました」
「自己保存というキーワードにドキッとして調べてみました。自分の行動を振り返ると、自己保存が働いていそうな部分がありました。学生時代と比べると、大人になってから失敗することを恐れて、躊躇することが多い気がします。
どんなことでも、結果はやってみないとわからない。もっと勇気を出してチャレンジできるようになりたいです」
第181回|ディレクション/マーケティングの仕事に必要な姿勢(2022年1月19日)
概要
先日より、カジュアル面談をスタートしました。
応募者の方から様々な質問をいただき、それに対して回答をする中で、改めて仕事の意義や求められる姿勢などについて考える機会となりました。皆さんにも質問内容をシェアし、僕たちの仕事について考える時間にできればと思います。
参加者の反応
「スキルの有無に関わらず、カルチャーフィットしていないと双方不幸になってしまうのは、たしかにそうだなと思いました…」
「胸にグサリとくる内容でした。
自分を振り返ると、目の前の作業だけに囚われて『チームで働いている』感覚が抜けている時があると思います。チームで成果を上げることを意識して取り組みたいと思います」
「自分の強みと弱みを理解して、チームの中でどんなことができるか、再確認する必要があると感じました。強みを生かして、チームのサポートができるようになりたいです」
「『NEXTPEDIA※』に書かれている、『DON’T(推奨されない行動)』の部分を『DO(推奨される行動)』にできるようにしていきたいと思います」
※NEXTPEDIA(ネクストペディア)は、ネクストメディアのミッション、ビジョン、バリューをより詳しく解説したテキストとして、チームの価値観をすり合わせるために作成途中のプレイブックです
「『自由と責任はセット』という言葉がとても印象に残りました。
自由に働いている(ように見える)人は、とてつもない責任とプレッシャーを抱えているんだな、見えている部分が全てじゃないんだなと、思いました」
「カルチャーフィットの話は、とても共感しました。私も、理念や目指す姿に共感できる人と働きたいと思います。
いっぽうで経営者の立場になると、すべての人を能力よりも姿勢で採用するというのは、採用や育成にかかる時間や人件費を考えると、なかなか大変な気がします。
理想は、全社員がカルチャーフィットしている状態だと思いますが、現実的にはどうなのかなと思いました」
第182回|クリエイターのキャリア地方編(2022年1月26日)
概要
デザインやクリエイティブに関わる仕事は、アイデアやセンスなどの感性スキルによってキャリアを築くイメージもあるようです。
実際には、どうでしょうか。
話題の記事も参考に、僕たちの中長期キャリアについて一緒に考えてみたいと思います。
参加者の反応
「地方で、中小企業で働きながら自分のキャリアをどのように形成していくか…。組織のなかでの関係性やポジション、世の中の流れなど、色々と考えることがありました」
「5〜10年後にこうなっていたらいいな、というイメージはぼんやりありますが、明確にはできていないと改めて気付きました。
イメージに近づけるよう、目標を設定して、それを達成するよう行動していかないと!と思いました」
「仕事の状況が変わり、キャリアについて考えるタイミングしたので、考え方のヒントをもらった感じです。キャリアのVSOPも知らなかったのですが、考え方として非常に納得感のあるものでした」
「自分と同じ職種の人が、どのような努力をどのくらいしていて、目標達成には自分の努力量どのくらい足りていないのか、きちんと把握しておく必要があると感じました」
「話を聞いて、私はまだまだ目の前のことに精一杯であたふたしていると改めて感じました…。
経験を重ね、知識の引き出しをどんどん増やしていきたいです」
いっしょに学びましょう
ネクストメディアでは、クライアント企業のマーケティング責任者さまや Web 担当者さまに伴走、Web 活用や情報発信の体制づくり、ノウハウ構築をお手伝いしています。
また代表の坂上は、経営者 / Web担当者 / マーケティング担当者 / 広報担当者 / クリエイター / 大学生 / 高校生向けのセミナーや勉強会の登壇を行っています。
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