合同勉強会「NEXTLAB.」2023年4月の内容を一部紹介します
ネクストメディアの黒川です。
毎週水曜日に開催している合同勉強会「NEXTLAB.(ネクストラボ)」の 2023年4月の内容を紹介します。
2023年4月の勉強会のテーマと、参加者の反応
4月の勉強会は、4回の開催でした。
4月は、ユーザーと検索エンジンそれぞれの視点で捉えるSEO、データの活かし方、ミーティングの設計、SNSと事業戦略のつながりをテーマとして取り上げました。
- 第239回|2つの視点で捉えるSEO(2023年4月5日)
- 第240回|データを事業に活かす(2023年4月12日)
- 第241回|ミーティングの設計(2023年4月19日)
- 第242回|事業戦略から組み立てるインスタ活用(2023年4月26日)
今後も、仕事の現場で実際に感じたことや、工夫したことをタイムリーに共有し、実務へフィードバックする場として、勉強会を活用していきたいと思います。
※参加者個人が特定されないよう、参加者のコメントは抜粋、編集を入れています。
第239回|2つの視点で捉えるSEO(2023年4月5日)
概要
先日「海外SEOブログ」で知られる鈴木謙一さんのセミナーに参加しました。
ユーザー視点のコンテンツをつくることと、検索エンジン視点のサイト構造をつくること。2つの視点で確認できればと思います。
参加者の反応
「とにかくまずは、ユーザーに求められるものであることが大前提、ということが改めて分かりました。
発信する側の状況を把握した上で、どれだけユーザー視点で考えらえるか。
考慮することは恐らく膨大にあるので中々簡単ではないなと思いますが、 ユーザーがどういう意図で、どういう検索をするのかなど、ユーザーの頭の中や行動を予測して立てた戦略で成果が出せたら、難しい分すごくやりがいを感じられそうだなとも思いました」
「ユーザーにとって価値がある情報を発信することが重要ということが分かりました。
改めてクライアントさんのGoogleの検索結果を見ると、Webサイトのスニペットに、経営者さんの写真や、オンラインショップの商品詳細ページ名が表示されているのを見ました。 Webサイトに携わっているものとしてGoogle検索の裏側の仕組みを理解していきたいと思いました。
また、SNSの発信と同じでユーザーが何を検索していて、私たちは何を発信すべきなのかを考えて、組み立てられるようになれればと思います」
「SEOは引き続きリサーチし、適切な設定を施せるようにしていきたいです!」
第240回|データを事業に活かす(2023年4月12日)
概要
ウェブサイトをはじめ、デジタルメディアは様々なデータを取得できます。
しかし一方で、データを「集計して終わり」になっている企業も多い印象です。
今回は「データを活かすには?」というテーマで、皆さんと意見交換できればと思います。
参加者の反応
「データとは?というそもそも論をあまり奥深く考えたことがなかったので、新鮮でした。
データ化することで分かりやすくなる反面、そのデータが正しくなかった場合は、依存しすぎると間違った方向へ進む可能性もあると思います。
使用しようとしているデータが何を根拠に、何を基準に出されたものなのかは意識する必要があると思いますし、 そもそも正確性の高いデータを取得するためには、どのように指標を設計したらいいのか。その逆算が難しくもあり、必要なことだなと感じました」
「データは、作り方によってはそれっぽいのができるので、前提と設計が大事ですね。 次は具体を聞きたいです!」
「同じデータでも戦略を考える側と実装を行う側で、見る視点が異なるなと改めて思いました。
そもそもそのデータが何を意味しているのかを知識ベースで理解することと、何の目的のデータなのかから理解していければと思いました」
第241回|ミーティングの設計(2023年4月19日)
概要
ウェブサイトに限らず、コンテンツなど人の頭の中にあるものをカタチにしたり、チームでプロジェクトを進めていくために必要になるミーティング。
しかし、下手をするとチームの時間を浪費しまうこともあります。
より良いミーティングのために何ができるか一緒に考える時間にできればと思います。
参加者の反応
「ミーティングは一人では成立しないものなので、参加する全員の時間が無駄にならないような場にするためにも、 クリエイティブの場という意識を持って臨むことの大切さを感じました。
レビューも同じく、自分一人では生み出せないものを参加者の力を借りて進められるような場にしていけるよう、意識・姿勢から改めて見直したいと思います」
「ミーティングに関わらずですが、苦手意識があるものはなぜ苦手なのかを言語化して、その課題を解決できるように行動の改善と、能力が足りない箇所は周りのからの力をお借りするよう、自分を変えていきたいと思いました。
ミーティングは、参加者の知恵と経験をお借りして課題を解決する場になるよう、改めて、意思決定するために必要な事前準備物に足りないものはないか、参加者に助けてもらいたい議題は何か見直していきたいと思います」
「ミーティングを設計する視点が弱いと自覚したので、意識を変えるところからスタートしたいと思います」
第242回|事業戦略から組み立てるインスタ活用(2023年4月26日)
概要
営利企業でInstagram戦略を立てる際にはインスタ単体ではなく、事業レベルから認識合わせをしていく必要性を感じています。
クライアントさんとの打ち合わせ内容をケーススタディとして、SNSと事業戦略のつながりを考えてみたいと思います。
参加者の反応
「視座の高さや視野の広さは、何をするにしても共通して必要なことだなと感じました。
経営者だけではなく、実行する現場の人も同じ方向を向けるようサポートできたらと思います。
また、逆に上司からの死角になっていて、現場の人にしか見えていない景色もあると思うので、 視座は高く持ちつつも、そこからの景色が全てだと思わないように気をつけたいと思います」
「視座が高い人が何をしようとしているのかを想像できないと、コミュニケーションに相違が出てくると思います。
視座が高い人が見ている情報ややろうとしていることをキャッチして、自分の視座を上げていけたらと思いました」
4月の勉強会を振り返って
4月は実務に関わるテーマが多い月でした。
「ミーティングの設計」のテーマ では、社内で日々実施しているミーティングに対して、臨む姿勢や意識についての意見が多くあがりました。
勉強会の中で私たちが学んだことは、
ミーティングとは、クリエイティブの場であるということです。
参加者の知識や経験を借りることで、自分一人では解決できないことを解決に導いていくための場にするためにも、
主催者がしっかり事前準備を行い、参加者はそれぞれの意見を発信し合うことで、より良いミーティングをつくり上げていきたいと思います。
2023年4月は、ユーザーと検索エンジンそれぞれの視点で捉えるSEO、データの活かし方、ミーティングの設計、SNSと事業戦略のつながりをテーマとして取り上げました。
ネクストメディアでは、ウェブサイトや広告、SNSなどのウェブデータの分析や活用支援、地方中小企業の現場や組織課題に合わせたマーケティング施策の実行支援を行っています。
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