合同勉強会「NEXTLAB.」2022年11月の内容を一部紹介します
ネクストメディアの鍋嶋です。
毎週水曜日に開催している合同勉強会「NEXTLAB.(ネクストラボ)」の 2022年 11月の内容を紹介します。
2022年11月の勉強会のテーマと、参加者の反応
11月の勉強会は、5回の開催でした。
11月は、組織構造と承認ルートの理解、ウェブ解析士の資格アップデートテストの基本用語や概念、オペレーションDX支援の事例紹介、議論する「スキル」、Instagram運用のノウハウをテーマとして取り上げました。
- 第219回|組織構造と意思決定(2022年11月2日)
- 第220回|ウェブ解析士の資格アップデート(2022年11月9日)
- 第221回|オペレーションDX支援(2022年11月16日)
- 第222回|議論できる人/できない人の違い(2022年11月24日)
- 第223回|Instagramの目標設定とKPI(2022年11月30日)
今後も、仕事の現場で実際に感じたことや、工夫したことをタイムリーに共有し、実務へフィードバックする場として、勉強会を活用していきたいと思います。
※参加者個人が特定されないよう、参加者のコメントは抜粋、編集を入れています。
第219回|組織構造と意思決定(2022年11月2日)
概要
会社として商品を購入する際には、 組織としての意思決定が行われます。
BtoBでのマーケティングを行うにしても、 打ち合わせで提案をクライアント社内で通してもらうためにも 組織構造や承認ルートの理解は必要です。
BtoBの業務経験が少ない方を中心に、改めて基本を理解できればと思います。
参加者の反応
「組織の中で志向の違いがバラバラすぎるとただただ大変だと思いますが、多様性の話があったように、 共通の志向を持ちつつであれば、それぞれ違う志向の組織があることが上手く相乗効果をもたらすんだろうなと思います。
また、組織の文化を決めることになる理念にちゃんとした意図がない場合、下手すると組織崩壊に繋がる可能性があるというリスクを聞き、ただただ存在しているだけの理念ではなく、意味のある理念になるようにしていく必要があるなと改めて感じました」
「ネクストメディアの組織の文化は、変化に対応できることを当たり前化するようにしたいです」
「4種類の組織文化の話から、自社やクライアントさんはどういう組織文化なのか改めて考えるきっかけになりました」
第220回|ウェブ解析士の資格アップデート(2022年11月9日)
概要
今年もウェブ解析士の資格アップデートの時期になりました アップデートテストの中から、
基本用語や概念について ピックアップして皆さんと確認できればと思います。
参加者の反応
「今回、解析士の試験問題だけでなく、実践でも使える内容も合わせて知れたので勉強になりました。
仕事をする中でフレームワークを使用する際に、一つの業務を進めるために使い、それで終わりにする場合があるので、そのあとに振り返りをすることを心掛けたいです」
「情報が溢れている今の時代に、情報をどこの誰から取るのか、それを意識するのは大前提だなと改めて感じました。
時代は変化しているので、今まで基本として教わってきたことや知ってきたことが、現在進行形で通用するものなのかどうかは常に疑問を持つことが大切だと思います。
私自身の視野が狭まることのないよう、外を見て、周りの経験や自分の経験を参考にアップデートしていけるように心掛けていきます」
「業務のなかでSNSやWeb上のツールを使用するなかで機能の追加やアップデートの頻度が高いことを感じていました。
情報の移り変わりが早いので、どこから情報を得るのか注意しないといけないと思いました」
「定期的にウェブ解析士のアップデートテストの内容を共有していただけると助かります」
「資格を取っても日頃使っていないものに関しては、だんだんとうろ覚えになったり、抜け落ちていってしまっている部分があると改めて思いました。
得た知識をもっと活用できたらと思いました」
第221回|オペレーションDX支援(2022年11月16日)
概要
リード獲得サイトやECサイトを活用して成果を上げるためには、 Webサイトを運用するオペレーションと運用人材・体制も重要です。
今回は営業担当者さん&接客担当者さんと共にオペレーションを再構成し Webサイトや施策と繋ぐ支援事例を紹介します。
参加者の反応
「人口減少による人手不足などもあり、これからどんどん需要がでてくる分野だと思うので、お話をお聞きできてよかったです。
バリューチェーンについても改めて考えることができました」
「まずはクライアントさんから近い領域(物流〜アフター)で最大限の成果を出せるように、 バリューチェーンのどの部分が上手く繋がっていないのか、それを改善するためには誰が何を使ってどう繋げていくのが最適なのかを見極められるようになりたいです。
クライアントさんによって課題は様々だと思うので、少しでも多くのアプローチができるよう、オペレーションDXというサービスを確立していきたいなと思います」
「コミュニケーションインフラのツールとツールを連携する自社システムが欲しいですね」
「今回の勉強会で私たちがクライアントさんのどの領域をサポートしているのか、より理解が深まりました。
課題が何で、何があれば解決できるのか、誰であれば担当に適しているのかを提案できるようになっていきたいです」
第222回|議論できる人/できない人の違い(2022年11月24日)
概要
議論が苦手な人が多いといわれる日本人。
しかしプロジェクトを前に進めていくには 社内外の人と意見を交わし、より良いアイデアを発見し 施策に取り込んでいくことが重要です。
本日は議論する「スキル」について考えます。
参加者の反応
「Thinking Ladderも異論ヒエラルキーも納得でした。
質の高い議論ができる状態をつくるためにも、私自身の立ち位置を把握した上で、全体を俯瞰的に見れる状態を目指したいなと思いました。
そして私だけではなく、相手がどの分類にいるのかを見極めて、論点のズレている議論にならないような対応を身につけていけたらと思います」
「前からの課題ですが、私自身の行動に対しての助言をいただく際に、素直に受け止めて次はどうしていくのかを前向きに捉えていけるように思考を変えていきたいです」
「意見を伝える時にうまく説明できないことも多いので、もっと言語化能力を磨きたいです。私もその時々の心理状態や置かれている状況によってはLowな状態になりかねないので、しっかり考えて生きていければと思います。
視野を広く持ち、相手がなぜそう考えたり思ったりしているのか想像できるようになりたいです」
第223回|Instagramの目標設定とKPI(2022年11月30日)
概要
直近、子育て世代へのインタビューを経て、複数社のSNS運用会社の手法をインプットしました。
改めてInstagramの運用ノウハウを探索したいと考えています。
今回はInstagramのアルゴリズムの変化と、ユーザの利用の仕方の変化を踏まえて、個人アカウントの目標設定とKPIについて考えます。
参加者の反応
「Instagramが生活の主になっていて、全ての情報源がInstagramになっている人も少なからずいるんだなということを再認識しました。
普段、投稿の保存機能を使用しないので、ユーザーがどういう時に保存をするのか、そもそも保存の機能を知って使っている人がどれくらいいるのかなとも思いました。
クライアントさんや自社のInstagramを活用して、試行錯誤しながら正解を見つけていけるのは楽しそうだなと感じています。
別の施策により良い効果をもたらせるようなInstagram活用をしていけたらなと思います」
「Instagramを日常的に使用しているので、アカウントをフォローするまでの流れを私自身に当てはめて考えることができました。
また、今後自社やクライアントさんのアカウントを運用をさせていただくなかで、
販促や広報に繋げられるノウハウを積み立てていきたいです」
「Instagramは、基本設計が大事だと思いました。 ハイライトやスライドの締めの画像を準備してあげるようにするのが良さそうですね」
「Instagramを頻繁に見ている女性は、年齢問わず増えている印象です。
子育てしていてもスキマ時間にパッと見れる・情報収集できる・友人知人や同じ趣味の仲間とつながれるのが良いのかなと思います。
仕組みを理解して、認知拡大やファンを増やす活動に繋げていければ強いなと思います。
SNSを活用したプロモーションはずっと興味関心がある分野なので、また勉強会で情報共有いただけると嬉しいです。
勉強会でご紹介されていた書籍も読んでみようと思います」
11月の勉強会を振り返って
11月は第222回の「議論できる人 / できない人の違い」の勉強会が印象的でした。
プロジェクトを円滑に進めるためには、お互いの認識のズレをなくす必要があると改めて思いました。
まずは自分のコミュニケーションを客観的に見れるようになること。その上で、相手の立場や視点を加味した伝え方ができるようになりたいと思います。
ネクストメディアでは、クライアント企業のマーケティング責任者さまや Web 担当者さまに伴走、Web 活用や情報発信の体制づくり、ノウハウ構築をお手伝いしています。
また代表の坂上は、経営者 / Web担当者 / マーケティング担当者 / 広報担当者 / クリエイター / 大学生 / 高校生向けのセミナーや勉強会の登壇を行っています。
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